補聴器購入助成制度
身体障害者手帳の交付対象とならない比較的軽度から中等度の難聴の方々には補聴器を装用しようとしても、それを助成する制度が最近までありませんでした。そのため補聴器の装用率が低く難聴を放置したままであることが多かったのですが、近年難聴を放置して児童の言語発達の機会を損なわないよう、また高齢者においては生活の質の向上等を鑑み、自治体による独自の助成制度の整備が全国的に広まってきています。
兵庫県では平成25年度から県と地元市町が費用を折半することにより未成年を対象にした軽中等度難聴児補聴器助成事業が開始されました(別項参照https://www.jibika.hyogo.med.or.jp/?page_id=136)。一方高齢者の方々への対応は基礎自治体の単独事業で、令和6年5月現在県内41自治体中、以下の13自治体で助成制度が行われています。(今後随時更新していきます)。その内容は自治体ごとに異なりますので、詳細はお住まいの自治体の高齢施策担当課にお問い合わせください。
明石市補聴器助成(明石市ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.city.akashi.lg.jp/fukushi/k_kaigo_shitsu/konenfukushi/hochoukijosei.html
相生市補聴器助成(相生市ホームページ)(外部サイトへリンク)
http://www.city.aioi.lg.jp/soshiki/chouju/if-222.html
稲美町補聴器助成(稲美町ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.town.hyogo-inami.lg.jp/0000005514.html
養父市補聴器助成(養父市ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.city.yabu.hyogo.jp/soshiki/kenkofukushi/kaigo/2/10212.html
多可町補聴器助成(多可町ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=34476
新温泉町補聴器助成(新温泉町ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.town.shinonsen.hyogo.jp/page/?mode=detail&page_id=332e9913609f87c39c2b4ba8308fba30
朝来市補聴器助成(朝来市ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.city.asago.hyogo.jp/soshiki/20/8748.html
加西市補聴器助成(加西市ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.city.kasai.hyogo.jp/soshiki/18/35000.html
西脇市補聴器助成(西脇市ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/fukushibu/cyoujyufukushika/koureisyashienfukushi/ninntisyoutaisaku/ninntisyoukannrennjigyou/27926.html
たつの市補聴器助成(たつの市ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.city.tatsuno.lg.jp/kounenfukushi/koureisha_hochouki.html
福崎町補聴器助成(福崎町ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.town.fukusaki.hyogo.jp/0000005069.html
播磨町補聴器助成(播磨町ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.town.harima.lg.jp/hoken/kurashi/hoken/koresha/hotyouki.html
香美町補聴器助成(香美町ホームページ)(外部サイトへリンク)
https://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1711583044722/index.html
難聴の分類
軽度難聴:25dB以上40dB未満
小さな声や騒音下での会話の聞き間違いや聞き取り困難を自覚する。
会議などでの聞き取り改善目的では補聴器の適応となることもある。
中等度難聴:40dB以上70dB未満
普通の大きさの声の会話の聞き間違いや聞き取り困難を自覚する。
補聴器の良い適応となる。
高度難聴:70dB以上90dB未満
非常に大きい声か補聴器を用いないと会話が聞こえない。
しかし、聞こえても聞き取りには限界がある。
重度難聴:90dB以上
補聴器でも聞き取れないことが多い。
人工内耳の装用が考慮される。
両耳とも70dB以上の高度難聴の方には、身体障害福祉法による補聴器の給付制度があります。詳しくは耳鼻咽喉科医または自治体の福祉窓口にお尋ねください。